「つむじハゲ(薄毛)」はAGAが原因?よくある特徴や対処法とは
頭頂部の薄毛「つむじハゲ」は自分ではなかなか見えない部分だからこそ、気づいてからは非常に気になりますよね。
いつから始まっていたのかもわからず、何が原因なのか途方に暮れる方も多いと思います。
ここでは、つむじハゲの原因はいったい何なのか、気づいた時からすぐに始めるべき対処法をお伝えしていきます。

頭頂部のつむじハゲによくある特徴

つむじ(頭頂部)は薄毛になりやすい箇所の1つです。
ご自身のつむじ部分に次のような症状が現れたら、つむじハゲが進行しているサインかもしれません。症例写真と合わせて、つむじハゲのよくある特徴をご紹介します。

つむじ周辺の毛髪が軟化してきた

つむじ周辺の毛髪が軟化してきた
つむじ周辺の毛が、他の部位の毛に比べて明らかに細くて短い場合、つむじハゲになっている可能性があります。毛髪の成長サイクルの乱れなどが原因で、髪が十分に成長せずに軟化している状態です。

つむじ部分の渦巻きが無くなってきた

つむじ部分の渦巻きが無くなってきた
正常なつむじには多くの場合、右回り・左回りといった渦巻きがあり、毛の流れがはっきりしています。しかし毛髪が軟化して減少すると、つむじ周辺の毛がまばらになり、毛の流れがわからなくなる特徴があります。渦巻きが消失する、右回り・左回りがわからなくなったら、つむじハゲの可能性があります。

つむじ中心に頭皮の透け感がでてきた

つむじ中心に頭皮の透け感がでてきた
つむじ中心に頭皮の透け感がでてくるのは、髪のボリュームがなくなってきている証拠です。つむじの渦巻きや毛流れは確認できても、地肌がうっすら見え始めるのはつむじハゲの初期段階。そのまま放置すると、頭皮の透け感が広がって、渦巻きがわからなくなります。

つむじ部分の頭皮の色が変化してきた

つむじ部分の頭皮の色が変化してきた
頭皮の色は、青もしくは黄色が正常であるといわれています。

しかし、頭皮が赤色や茶色の場合は要注意です。つむじハゲで地肌が透けると、紫外線などの外部からの刺激にも晒されやすくなります。頭皮が赤や茶色に変化しているということは、つむじハゲである可能性が高く、日焼けや乾燥などの頭皮トラブルを引き起こしている場合があるのです。

頭頂部のつむじハゲの主な原因

つむじハゲの原因には、男性型脱毛症(AGA)、生活習慣などによる頭皮や毛根の不健康があります。

つむじハゲは生え際後退の場合と比べ、遺伝より生活習慣の影響が大きいのです。なぜなら、生え際後退の原因となっているⅡ型5αリダクターゼは頭頂部にも存在はしていますが、その量は生え際よりも少ないからです。

家系に薄毛の人がいないという場合には、普段の生活習慣によって、頭皮や毛根が不健康になってしまっている可能性があります。
頭皮の環境が悪いことが、髪の毛の成長を妨げているのです。

男性型脱毛症(AGA)とは

男性型脱毛症(AGA)とは、思春期以降に生え際や頭頂部の髪の毛が、どちらか一方、または両方から薄くなっていく症状です。
その原因は、男性的特長を形成するのに大事な男性ホルモンであるテストステロンが、5αリダクターゼと結合することによって生成される「DHT(ジヒドロテストステロン)」にあります。

頭頂部のつむじハゲになるメカニズム

DHTが生成される元となる5αリダクターゼは、前頭部(おでこ)と頭頂部(つむじ)周辺に多く分布しています。AGAの特徴として、おでこやつむじから髪が薄くなっていくのはこのためです。
そしてこのDHTが、毛乳頭に存在しているアンドロゲンレセプター(ホルモンを感知する器官)に反応すると毛母細胞の分裂が止まったり、毛母細胞が死んでしまい、ヘアサイクルの乱れを引き起こします。正常なヘアサイクルの場合、2〜6年程度は健康な髪が保たれますが、ヘアサイクルが乱れると髪の寿命が短縮されてしまいます。髪が十分な成長を遂げないまま抜け落ち、つむじハゲとなってしまうのです。

AGAの7つの進行パターン

AGAの進行の仕方は7段階に分けられ、現在の薄毛進行度を確認できます。ハミルトン・ノーウッド分類は、AGAの7つの進行パターンを表した指標です。作成者である米国の皮膚科医「ハミルトン」医師が分類したことに由来しています。
AGAの薄毛のタイプは、M字型・O字型・U字型の3つに分類できます。つむじハゲは、頭頂部の髪が抜けるO字型タイプの薄毛です。M字型は、生え際が後退するいわゆるM字ハゲになります。M字型・O字型が進行すると、額から頭頂部の広範囲で薄毛になるU字型に悪化してしまいます。

「最近額の生え際が最近気になるな・・・」と思い始めたら、その症状は、男性型脱毛症(AGA)の初期段階であるステージⅠの可能性があります。
男性型脱毛症(AGA)はどんどん進行していきます。手遅れにならないためにも、早めに治療をしていきましょう。

AGAの詳細を見る

女性でもつむじハゲになりうるFAGA

つむじハゲは男性だけでなく、女性にも起こり得ます。

女性は広範囲に起こる進行型のびまん性脱毛が多いのですが、FAGAと呼ばれる女性男性型脱毛症を発症する場合があります。FAGAは、前頭部や頭頂部から薄毛が進行する男性型脱毛症(AGA)とよく似た症状を引き起こします。

出産後のホルモンバランスの崩れや加齢にともなう女性ホルモン減少で、男性ホルモンが優位になることが主な原因です。また過度なダイエットによっても発症する場合があるといいます。

女性の薄毛治療:FAGAの詳細を見る

AGA以外で頭頂部のつむじハゲになる原因

ホルモンの影響だけではなく、生活習慣によって頭皮が不健康になることが薄毛の原因となります。

  • ストレス
  • 暴飲暴食
  • 喫煙
  • 睡眠不足
  • 運動不足
  • 日焼け
  • ヘアケア

普段は気にしていない習慣が、実は不健康な頭皮を作る原因となっている可能性があります。
頭皮の健康も意識した生活をしていきましょう。

ストレス

ストレスは頭皮の血行も悪くしてしまいます。
髪への栄養は血流によって届けられます。血行不良は毛根に十分な栄養が届けられなくなり、髪の成長が妨げられ、結果として薄毛に繋がってしまいます。

暴飲暴食

暴飲暴食すると、胃が多くの食べ物を消化させようとエネルギーを使うことになります。
胃に入ってきた大量すぎる食べ物は、量が多すぎて十分な消化ができず、むしろ栄養が体にまわらなくなってしまいます。

栄養は生命の存在にとって最も重要な心臓や臓器から順にまわされます。
そのため、順番として髪の毛は最後になってしまうので、十分な栄養が頭皮にまで行き渡らない状態となってしまいます。

喫煙

喫煙すると血行が悪くなります。
血行が悪くなるということは、髪の毛の成長に必要な栄養が届かない状態を招いてしまいます。

睡眠不足

睡眠はとても大切です。髪は成長ホルモンが分泌されている睡眠中に最も成長します。睡眠不足は成長ホルモンの分泌を減少させてしまいます。

そもそも大人になると、体の成長が止まるため、成長ホルモンの分泌量そのものが減少していきます。睡眠不足が続くと、ただでさえ少ない成長ホルモンが、さらに少なくなってしまうのです。

運動不足

運動不足も血行不良を招きます。
その結果、頭皮の血行も悪くなり、栄養が毛根まで届かなくなり薄毛へとつながります。

日焼け

頭頂部は紫外線の影響を受けやすい場所です。
紫外線によって日焼けすると、頭皮が硬くなったり、皮脂が酸化し炎症を起こしてしまいます。

ヘアケア

刺激の強すぎるシャンプーは頭皮にとって必要な皮脂まで洗い流してしまいます。
また、整髪料やパーマ、ヘアカラーもやり過ぎると頭皮を痛める結果になってしまいます。

気づいたときから始める!つむじハゲの対処方法

つむじハゲをはじめとした薄毛は、普段の生活習慣に大きく関わりがあります。したがって、不摂生な生活習慣を見直すことは、つむじハゲや薄毛の改善に繋がるのです。
ここからは以下のような対象方法についてご紹介します。

  • 食生活を見直す
  • 十分な睡眠時間を確保する
  • 喫煙を控える
  • 頭皮に優しいヘアケアをする
  • 適度な運動習慣を身につける
  • 紫外線対策を徹底する
  • AGA治療を受ける

普段の生活で取り入れられる、つむじハゲの対処法をご紹介します。

食生活を見直す

インスタント食品やレトルト食品、ジャンクフードのような高カロリーで、動物性の脂肪分を多く含んでいます。このような食品を摂り過ぎると、血液中のコレステロールが増え、頭皮へ流れる血液の質が悪化し、髪の毛の発育に必要なタンパク質などの栄養が不足することになります。

タンパク質やミネラル、亜鉛を多く含む食材を摂っていきましょう。

十分な睡眠時間を確保する

髪の毛が最も成長する時間帯は夜だといわれています。

特に眠りに入ってからの3時間は、成長ホルモンが最も分泌される時間です。質の高い睡眠は、強くて太い健康な毛髪をつくります。
睡眠時間を削る夜更かしや徹夜などは避け、十分な睡眠をとるようにしましょう。

喫煙を控える

喫煙は血管を収縮させるので、頭皮の血行が悪くなり、十分な栄養を届けることができなくなってしまいます。
禁煙にチャレンジしたり、どうしてもやめられない場合は吸う本数を減らしていきましょう。

頭皮に優しいヘアケアをする

パーマやカラーリング、へアスプレー等を使用するヘアスタイルを続けることは頭皮を痛める結果になってしまいます。また、洗浄力の強いシャンプーでゴシゴシ頭を洗ったり、泡を十分にすすいでいなかったりということも頭皮によくありません。

刺激の強すぎないシャンプーで優しく丁寧に洗い、泡はしっかり流し、育毛剤等でしっかり頭皮を保湿するようにしましょう。あわせて頭皮マッサージやヘッドスパも効果的です。

適度な運動習慣を身につける

体を動かすと、血行がよくなります。
また運動によって汗をかくことは、血行不良の改善の他、ストレス解消にもなります。ストレスは自律神経の乱れや血行不良の原因にもなり、薄毛に繋がってしまいます。

適度な運動習慣を身に付けることでリフレッシュになり、身体にも髪にもよい影響をもたらします。

紫外線対策を徹底する

頭頂部は紫外線の影響を受けやすい場所です。実は、頭皮は顔の約3倍もの紫外線を浴びているといわれています。紫外線は頭皮にとってよくありません。紫外線によって日焼けすると頭皮は硬くなってしまいます。

また、頭皮を守っている皮脂が酸化し、その影響で毛穴に炎症が起きる場合もあります。紫外線によって、頭皮が老化したり、毛母細胞にダメージを与えることになるのです。そのため、しっかり紫外線予防をしていきましょう。帽子を被って頭皮を守ることは大切ですが、蒸れてしまうことはよくありませんので、蒸れにくい紫外線予防の帽子がおすすめです。

最近では頭皮や髪の毛にも使える日焼け止めスプレーもあるので、そういったものを使って紫外線から頭皮を守っていきましょう。
ただし、日焼け止めスプレーを使った場合、その日のうちにしっかり洗い流すことも忘れないようにしましょう。

AGA治療を受ける

つむじハゲの原因はさまざまですが、AGAが原因の場合は、AGA治療を受けることが最善の対処法です。まずは専門のクリニックを受診し、AGAの診断を受けたのち、治療薬を処方してもらいます。AGA治療薬や外用薬を取り入れることで、個人差はありますが、3〜6ヵ月程度でつむじハゲに改善がみられるはずです。

湘南美容AGAクリニックでは、来院不要のオンライン診療をおこなっています。自宅にいながら、AGAの専門医から診療を受けられ、治療薬の受け取りが可能です。

湘南AGAのオンライン診療の詳細を見る

頭頂部のつむじハゲに効果的なAGA治療

AGA治療は手軽に始められる薬による治療以外にも、メソセラピーや植毛などがあります。薄毛の進行度によって使い分けられます。どの治療もつむじハゲに有効ですが、単一の治療をおこなうより治療を組み合わせることで効果を高められます。
ここではつむじハゲに有効なAGA治療をご紹介します。

AGA治療薬

AGA治療薬には内服薬と外用薬があり、毎日服用または塗布することで薄毛の改善が可能です。代表的な治療薬として次の3つが広く利用されています。

プロペシア(フィナステリド)

AGA治療薬として最もスタンダードな内服薬がプロペシア(フィナステリド)です。有効成分のフィナステリドは、AGAの進行を防ぎ、ヘアサイクルを正常に戻す効果があります。毛髪の現状維持や将来の薄毛予防としても有効です。

プロペシア(フィナステリド)の詳細を見る

ミノキシジル

ミノキシジルは、主にAGA外用薬として用いられる有効成分です。頭皮の血行を促し、発毛を促進します。AGAの進行を防ぐフィナステリドと、発毛を促すミノキシジルを併用することでさらなる効果が期待できます。ミノキシジルは外用薬に用いられることが多いですが、内服薬としても有効です。

ミノキシジルを含む治療薬の詳細を見る

ザガーロ(デュタステリド)

ザガーロはプロペシアに続く代表的なAGA治療薬です。有効成分のデュタステリドは、AGAの進行を防ぐだけでなく、AGAの改善効果も期待できます。毛髪の太さや本数などの発毛効果においては、フィナステリドの約1.6倍あるともいわれています。

ザガーロ(デュタステリド)の詳細を見る

毛髪再生メソセラピー

毛髪再生メソセラピーは、髪の成長に必要な有効成分を浸透させて薄毛改善を図るAGA治療です。注射やレーザー、超音波などを用いるため手術の必要がなく、痛みやダウンタイムも少ない治療法です。AGA治療薬と併用することで、短期間で発毛効果を実感できます。

毛髪再生メソセラピーの詳細を見る

自毛植毛

自毛植毛は、広範囲に進行してしまった薄毛に有効なAGA治療です。AGAによる薄毛の影響を受けづらい後頭部と側頭部から健康な髪を採取し、薄毛の箇所に移植します。組織ごと採取して植え替えられた髪は、その後定着し、自然に髪が生えてきます。自身の髪を移植するため、拒絶反応などのリスクが少なく安全なAGA治療です。

自毛植毛の詳細を見る

ダブルマトリックス

ダブルマトリックスは、湘南AGAクリニックのオリジナル治療です。自身の皮下組織から採取した2種類の幹細胞を使用し、これを小さく粉砕します。その後、薄毛の部位に注入することで、発毛促進や毛髪改善が期待できます。フィナステリドをはじめとした従来のAGA治療では、DHTを抑制することでAGAを改善していました。しかしダブルマトリックスは、DHTの攻撃に耐えうる太く強い毛髪に変える治療であり、新しい概念のAGA治療となります。

ダブルマトリックスの詳細を見る

頭頂部のつむじハゲに対するAGA治療の症例

AGA治療によって、根本的なつむじハゲの改善が可能です。薄毛の進行度合いによって変わりますが、飲み薬や塗り薬だけでも十分に改善できます。ここではつむじハゲを改善した、実際の症例をご紹介します。

AGA治療薬

AGA治療の王道である、フィナステリド(プロペシア等)、ミノキシジル(ロゲイン等)で治療するだけでも効果はあります。
オリジナル治療薬は、内服薬で体の内側からフィナステリドやミノキシジルなどの髪の毛に必要な栄養素を取り入れ、ミノキシジルとフィナステリドが配合された外用薬で頭皮の状態を改善し、発毛を促します。

ハミルトン&ノルウッド分類 4型
治療 AGA治療薬
経過 治療前→半年後

結果)
下記の症例写真をご覧ください。半年間、オリジナル治療薬を使用した患者さまの症例です。
治療前は頭頂部の髪の毛が薄く、頭皮が透けて見え、髪の毛自体が細く弱々しい状態でした。しかし半年後には頭皮が透けて見えることがなく、さらに全体的に髪の毛が太く強い状態になっているのが写真だけでもおわかりになると思います。
AGA治療薬 症例写真

施術名:AGA治療薬
施術の説明:内服薬は体の内側からAGAの進行を止め、発毛しやすい環境に体を整え、外用薬で直接、毛根に発毛促進を働きかける治療方法です。
施術の副作用(リスク):内服開始から1~2ヶ月は初期脱毛が見られることがあります。また、発赤、痒み、発疹などお肌のトラブルなどが生じることがあります。
施術の価格:1,800円~108,900円

AGA・薄毛の内服薬・外用薬(薄毛薬)の詳細を見る

AGA治療薬+ジェットメソ

この方は、40代の男性です。
前頭部から頭頂部までの広範囲に薄くなってきたので、これを改善したいとご相談に来られました。肉眼にて、前頭部から頭頂部まで非常に広範囲の薄毛を認めます。地肌の色調も肌色で、毛数の減少も示唆されます。

マイクロスコープでは頭頂部から前頭部に軟毛が認められ、再生治療で改善が期待できると判断しました。

ハミルトン&ノルウッド分類 5型
治療 ジェットメソ6回、タブレット&スプレー
経過 治療前→8ヵ月後

結果)
前頭部の薄毛が劇的に改善しています。治療開始時の薄毛程度が進行されていたので、この数ヵ月でここまで改善できたのは、成長因子の注入の効果であると考えられます。大変喜んでいただきました。
AGA治療薬+ジェットメソ 症例写真

施術名:AGA治療薬
施術の説明:内服薬は体の内側からAGAの進行を止め、発毛しやすい環境に体を整え、外用薬で直接、毛根に発毛促進を働きかける治療方法です。
施術の副作用(リスク):内服開始から1~2ヶ月は初期脱毛が見られることがあります。また、発赤、痒み、発疹などお肌のトラブルなどが生じることがあります。

施術の価格:1,800円~108,900円

施術名:ジェットメソ
施術の説明:針を用いずに水圧を利用し直接頭皮に治療薬を導入する薄毛治療です。
施術の副作用(リスク):施術に伴い、赤み、熱感、初期脱毛、切れ毛、抜け毛、施術範囲のざ瘡の悪化、コメド、毛嚢炎、膨隆、色素沈着、点状出血、内出血、腫脹、灼熱感、瘢痕が生じることがあります。
施術の価格:14,800円~166,320円

ジェットメソの詳細を見る

AGA治療薬+ジェットメソ+ダブルマトリックス

この方は、30代の男性です。頭頂部のつむじ周辺が薄くなってきたとご相談に来られました。もともと2つのつむじが存在している方でした。
肉眼にて、頭頂部に2つのつむじが存在し、周囲に薄毛の進行を認めます。地肌は青白く、治療効果がまだ期待できる状態です。マイクロスコープでは、同部位に軟毛が認められ、再生治療にて回復が期待できると判断しました。毛数の減少があるため、ダブルマトリックスも併用します。

ハミルトン&ノルウッド分類 4型
治療 ダブルマトリックス、ジェットメソ、タブレット&スプレー
経過 治療前→3ヵ月後

治療開始3ヵ月後のお写真です。

つむじ周辺の薄毛が改善し、地肌の透ける領域も縮小しています。処置前のマイクロスコープにて毛数の減少が認められましたので、この変化はダブルマトリックスにより新たな発毛があった可能性があります。

まだまだ変化が期待できる時期ですので、薬とジェットメソを継続していきます。

AGA治療薬+ジェットメソ+ダブルマトリックス 症例写真
施術名:AGA治療薬
施術の説明:内服薬は体の内側からAGAの進行を止め、発毛しやすい環境に体を整え、外用薬で直接、毛根に発毛促進を働きかける治療方法です。
施術の副作用(リスク):内服開始から1~2ヶ月は初期脱毛が見られることがあります。また、発赤、痒み、発疹などお肌のトラブルなどが生じることがあります。
施術の価格:1,800円~108,900円
施術名:ジェットメソ
施術の説明:針を用いずに水圧を利用し直接頭皮に治療薬を導入する薄毛治療です。
施術の副作用(リスク):施術に伴い、赤み、熱感、初期脱毛、切れ毛、抜け毛、施術範囲のざ瘡の悪化、コメド、毛嚢炎、膨隆、色素沈着、点状出血、内出血、腫脹、灼熱感、瘢痕が生じることがあります。
施術の価格:14,800円~166,320円
施術名:ダブルマトリックス
施術の説明:自身の健康な毛包組織を採取し粉砕機で非常に小さく粉にします。これを溶かした懸濁液を治療部位に注入・散布する治療方法になります。
施術の副作用(リスク):施術に伴い、赤み、熱感、初期脱毛、切れ毛、抜け毛、施術範囲のざ瘡の悪化、コメド、毛嚢炎、膨隆、色素沈着、点状出血、内出血、腫脹、灼熱感、瘢痕が生じることがあります。
施術の価格:252,590円

ダブルマトリックスの詳細を見る

AGA治療薬をはじめとしたAGA治療の費用については、以下のページでご紹介しています。ぜひご覧ください。
AGA治療の費用・料金について詳しくみる>

まとめ

なかなか気づきにくい頭頂部の薄毛ですが、気づいた時こそがチャンスです!
ちょっとでも気になったらしっかり治療を始めましょう。
日々の生活習慣を改めることはもちろん大切ですが、治療薬を正しく活用することで高い効果を実感することができます。
手遅れになると毛根自体が発毛できない状態になってしまいます。

当クリニックではあなたの現在の髪の毛や頭皮の状態を丁寧にチェックし、髪の毛の悩みや治療に関する不安をお伺いする無料カウンセリングをおこなっています。

また、当クリニックでは治療だけでなく、生活習慣指導もおこなっているので、体の内側からもしっかり改善していくことが可能です。
専門のドクターがお答えしますので、安心してご連絡ください。
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監修医情報

斎藤医師

湘南AGAクリニック
新宿本院院長 斎藤医師

経歴

  • 1994年三重大学医学部卒業
    同付属病院脳神経外科入局
  • 2001年大手美容外科勤務、院長職
  • 2009年湘南美容外科クリニック勤務
  • 2016年湘南AGAクリニック大阪院勤務
  • 2023年湘南AGAクリニック新宿本院勤務

運営者情報

運営クリニック 湘南AGAクリニック 新宿本院
住所 〒160-0023
東京都新宿区西新宿6丁目3番1号 新宿アイランドウイング7階
お問い合わせ 0120-548-911
院長 斎藤 浩一医師