つむじハゲの原因には、男性型脱毛症(AGA)、生活習慣などによる頭皮や毛根の不健康があります。


頭頂部の薄毛は自分ではなかなか見えない部分だからこそ、気づいてからは非常に気になりますよね。
いつから始まっていたのかもわからず、何が原因なのか途方に暮れる方も多いと思います。
ここでは、つむじハゲの原因はいったい何なのか、気づいた時からすぐに始めるべき対処法をお伝えしていきます。

頭頂部の薄毛、原因はいったい何なのか?

つむじハゲの原因には、男性型脱毛症(AGA)、生活習慣などによる頭皮や毛根の不健康があります。
つむじハゲは生え際後退の場合と比べ、遺伝より生活習慣の影響が大きいのです。
なぜなら、生え際後退の原因となっているⅡ型5αリダクターゼは頭頂部にも存在はしていますが、その量は生え際よりも少ないからです。

家系に薄毛の人がいないという場合には、普段の生活習慣によって、頭皮や毛根が不健康になってしまっている可能性があります。
頭皮の環境が悪いことが、髪の毛の成長を妨げているのです。

男性型脱毛症(AGA)とは

男性型脱毛症(AGA)とは、思春期以降に生え際や頭頂部の髪の毛が、どちらか一方、または両方から薄くなっていく症状です。
その原因は、男性的特長を形成するのに大事な男性ホルモンであるテストステロンが、5αリダクターゼと結合することによって生成されるジヒドロテストステロン(DHT)にあります。

そしてこのジヒドロテストステロン(DHT)が、毛乳頭に存在しているアンドロゲンレセプター(ホルモンを感知する器官)に反応すると毛母細胞の分裂が止まったり、毛母細胞が死んでしまい、ヘアサイクルの乱れを引き起こしてしまうのです。

また、女性は広範囲に起こる進行型のびまん性脱毛が多いのですが、前頭部や頭頂部から薄毛が進行する男性型脱毛症(AGA)とよく似た症状の女性男性型脱毛症(FAGA)を発症する場合もあります。
これは、加齢などによって、女性ホルモンが減少し、男性ホルモンが優位になることで発症しているのです。
男性型脱毛症(AGA)の症状を把握するためにはハミルトン・ノーウッド分類を用います。
ハミルトン・ノーウッド分類とは、アメリカのハミルトン医師が男性型脱毛症(AGA)の進行パターンを7つのステージに分類したものです。

「最近額の生え際が最近気になるな・・・」と思い始めたら、その症状は、男性型脱毛症(AGA)の初期段階であるステージⅠの可能性があります。
男性型脱毛症(AGA)はどんどん進行していきます。
手遅れにならないためにも、早めに治療をしていきましょう。

不健康な頭皮になる要因とは

ホルモンの影響だけではなく、生活習慣によって頭皮が不健康になることが薄毛の原因となります。
普段は気にしていない習慣が、実は不健康な頭皮を作る原因となっている可能性があります。
頭皮の健康も意識した生活をしていきましょう。

・ストレス

ストレスは頭皮の血行も悪くしてしまいます。
血行が悪いと毛根への栄養が十分に行き届かなくなります。
髪の毛の成長に必要な栄養が届かない状態が薄毛につながります。

・暴飲暴食

暴飲暴食すると、胃が多くの食べ物を消化させようとエネルギーを使うことになります。
胃に入ってきた大量すぎる食べ物は、量が多すぎて消化しきれず、むしろ栄養が体にまわらなくなってしまいます。
栄養は生命の存在にとって最も重要な心臓や臓器から順にまわされます。
そのため、順番として髪の毛は最後になってしまうので、十分な栄養が頭皮にまで行き渡らない状態となってしまいます。

・喫煙

喫煙すると血行が悪くなります。
血行が悪くなるということは、髪の毛の成長に必要な栄養が届かない状態を招いてしまいます。

・睡眠不足

睡眠はとても大切です。髪は成長ホルモンが分泌されている睡眠中に最も成長します。
睡眠不足は成長ホルモンの分泌を減少させてしまいます。
そもそも大人になると、体の成長が止まるため、成長ホルモンの分泌量そのものが減少していきます。
睡眠不足が続くとただでさえ少ない成長ホルモンが、さらに少なくなってしまうのです。

・運動不足

運動不足も血行不良を招きます。
その結果、頭皮の血行も悪くなり、栄養が毛根まで届かなくなり薄毛へとつながります。

・日焼け

頭頂部は紫外線の影響を受けやすい場所です。
紫外線によって日焼けすると、頭皮が硬くなったり、皮脂が酸化し炎症を起こしてしまいます。

・ヘアケア

刺激の強すぎるシャンプーは頭皮にとって必要な皮脂まで洗い流してしまいます。
また、整髪料やパーマ、ヘアカラーもやり過ぎると頭皮を痛める結果になってしまいます。

気づいたときから始める!つむじハゲ対処法

まずはAGA治療から始めましょう。
AGAに効果のある内服薬、外用薬を継続して使うと髪の毛の状態が目に見えて変わってきます。
治療薬を使いながら、今までの生活習慣を見直していきましょう。
毎日の生活を改善することは髪の毛にとっても良い影響を与えます。
忘れがちな頭皮の紫外線対策も取り入れていきましょう。
つむじハゲ対策、気になり始めたらすぐに始めましょう!

キホンのAGA治療だけで大きな効果が

AGA治療の王道である、フィナステリド(プロペシア等)、ミノキシジル(ロゲイン等)で治療するだけでも効果はあります。
下記写真をご覧ください。
半年間、オリジナル治療薬を使用した患者様の髪の毛です。
治療前には頭頂部の髪の毛が薄く、頭皮が透けて見え、髪の毛自体が細く弱々しい状態でしたが、半年後には頭皮が透けて見えることがなく、さらに全体的に髪の毛が太く強い状態になっているのが写真だけでもお分かりになると思います。

オリジナル治療薬は、内服薬で体の内側からフィナステリドやミノキシジルなどの髪の毛に必要な栄養素を取り入れ、ミノキシジルとフィナステリドが配合された外用薬で頭皮の状態を良くし、発毛を促します。

キホンのAGA治療だけで大きな効果が

AGA治療には、やはり日々の生活習慣の改善はとても重要です。
乱れた生活習慣を見直すことは、髪の毛だけではなく体にとっても良いことです。
特に下記について意識していきましょう。

・食事

インスタント食品やレトルト食品、ジャンクフードのような高カロリーで、動物性の脂肪分を多く含む食品を摂り過ぎると、血液中のコレステロールが増え、頭皮へ流れる血液の質が悪化し、髪の毛の発育に必要なタンパク質などの栄養が不足することになります。
タンパク質やミネラル、亜鉛を多く含む食材を摂っていきましょう。

・睡眠

髪の毛が最も成長する時間帯は夜だと言われています。
特に22時から2時までのゴールデンタイムと呼ばれる時間は副交感神経が最も活発になり、成長ホルモンが大量に分泌される時間帯なのです。
ゴールデンタイムにはしっかり睡眠をとるようにしましょう。

・喫煙

喫煙は血管を収縮させるので、頭皮の血行が悪くなり、十分な栄養を届けることができなくなってしまいます。
禁煙にチャレンジしたり、どうしてもやめられない場合は吸う本数を減らしていきましょう。

・ヘアケア

パーマやカラーリング、へアスプレー等を使用するヘアスタイルを続けることは頭皮を痛める結果になってしまいます。
また、洗浄力の強いシャンプーでゴシゴシ頭を洗ったり、泡を十分にすすいでいなかったりということも頭皮によくありません。
刺激の強すぎないシャンプーで優しく丁寧に洗い、泡はしっかり流し、育毛剤等でしっかり頭皮を保湿するようにしましょう。
あわせて頭皮マッサージやヘッドスパも効果的です。

・運動

体を動かすと、血行が良くなります。
また運動によって汗をかくことはストレス解消にも繋がります。

今すぐできる!紫外線対策

頭頂部は紫外線の影響を受けやすい場所です。
実は、頭皮は顔の約3倍もの紫外線を浴びていると言われています。

紫外線は頭皮にとっても良くありません。
紫外線によって日焼けすると頭皮は硬くなってしまいます。

また、頭皮を守っている皮脂が酸化し、その影響で毛穴に炎症が起きる場合もあります。紫外線によって、頭皮が老化したり、毛母細胞にダメージを与えることになるのです。
そのため、しっかり紫外線予防をしていきましょう。帽子を被って頭皮を守ることは大切ですが、蒸れてしまうことは良くありませんので、蒸れにくい紫外線予防の帽子がおすすめです。
また、最近では頭皮や髪の毛にも使える日焼け止めスプレーもあるので、そういったものを使って紫外線から頭皮を守っていきましょう。
ただし、日焼け止めスプレーを使った場合、その日のうちにしっかり洗い流すこともお忘れなく!

まとめ

なかなか気づきにくい頭頂部の薄毛ですが、気づいた時こそがチャンスです!
ちょっとでも気になったらしっかり治療を始めましょう。
日々の生活習慣を改めることはもちろん大切ですが、治療薬を正しく活用することで高い効果を実感することができます。
手遅れになると毛根自体が発毛できない状態になってしまいます。

当クリニックではあなたの現在の髪の毛や頭皮の状態を丁寧にチェックし、髪の毛の悩みや治療に関する不安をお伺いする無料カウンセリングを行っています。

また、当クリニックでは治療だけでなく、生活習慣指導も行っているので、体の内側からもしっかり改善していくことが可能です。
専門のドクターがお答えしますので、安心してご連絡ください。

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院長 斎藤 浩一医師