M字ハゲは高校生や大学生でも発症する?10代が薄毛に悩んだ際の対処方法について

公開日 2024.3.29 最終更新日時 2024.3.29
M字ハゲは高校生や大学生でも発症する?10代が薄毛に悩んだ際の対処方法について

まだ高校生・大学生なのに「おでこが後退している気がする」という方、実は気のせいではないかもしれません。M字ハゲは中高年男性だけでなく、10代でも発症する可能性があります。本記事では、若年層のM字ハゲの原因や薄毛の対処方法を解説します。

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高校生・大学生でもなりうるM字ハゲ

おでこの生え際が後退するM字ハゲは、一般的に中高年によくみられる薄毛です。しかし、近年は高校生や大学生など10代の薄毛も増えてきているといいます。特に男性型脱毛症(AGA)は日本皮膚科学会のガイドラインで、思春期以降に始まる進行型の脱毛症と定義されています。つまり、10代後半〜20代前半の高校生・大学生でもM字ハゲになりうる可能性があるということです。実際に若くして薄毛に悩んでいる方は珍しくありません。

高校生・大学生のM字ハゲの判断基準は?

M字ハゲと間違われがちなのが、富士額というM字のような額の形です。おでこの中央の生え際が富士山の頂上のようになって、ゆるやかにカーブしています。この富士額の場合は、M字ハゲとは異なるため予防や治療は不要です。
もともとのM字型の額とM字ハゲの見分け方は、主に次の項目で判断できます。

上記の項目に該当したら、M字ハゲである可能性を検討しましょう。

高校生・大学生がM字ハゲや薄毛になる原因

まだ若いのにも関わらず、なぜ薄毛になってしまうのでしょうか。若年層の薄毛の原因は主に次の3つが考えられます。

男性ホルモン

若年層の薄毛の原因は、多くがAGAによるものです。AGAはDHT(ジヒドロテストステロン)と呼ばれる悪玉の男性ホルモンによって引き起こされます。

高校生の時期に、このDHTの元となる男性ホルモン「テストステロン」が多く分泌されます。男性らしい身体を作るために必要なホルモンですが、「5αリダクターゼ」という酵素が合わさることで、DHTを生成してしまいます。

ストレスや生活習慣

学校生活でのストレスや、不規則な生活習慣も薄毛の原因になります。受験のプレッシャーや友人関係など、高校生や大学生も多くのストレスを抱えているでしょう。また、夜遅くまでの勉強や夜更かしによる睡眠不足、バランスの偏った食事をしている場合も髪には悪影響です。
ストレスは血管を収縮させて血行不良を招く恐れがあり、髪に必要な栄養素が届きづらくなります。偏った食事は髪に必須の栄養が摂取できませんし、睡眠不足は髪の成長を妨げてしまいます。

ストレスや不規則な生活習慣によって、年齢に関係なく薄毛になる可能性があるのです。

皮脂の過剰分泌

男性ホルモンが活発化する思春期は、皮脂の分泌も活発になります。皮脂の過剰分泌で頭皮がべたつく、フケが出る、炎症が起こるなどの症状が発生し、薄毛になることがあります。このように頭皮環境が悪化して起こる脱毛症のことを「脂漏性脱毛症」といい、男女問わず起こり得る脱毛症です。

高校生・大学生のM字ハゲで考えられる脱毛症

M字ハゲで考えられる代表的な脱毛症としては、「AGA」と「牽引性脱毛症」の2つが考えられます。

AGA(男性型脱毛症)

AGAは悪玉男性ホルモン「DHT」によるヘアサイクルの乱れで引き起こる男性特有の脱毛症です。日本皮膚科学会ガイドラインによると薄毛に悩む男性の8〜9割は、このAGAが原因とされています。M字ハゲはAGAの初期段階といわれており、進行するとU字型やO字型(つむじハゲ)になる可能性があります。

AGAは遺伝性が強いため、親族に薄毛の人がいる場合は、高確率でAGAになるといわれています。

AGAの詳細をみる

牽引性脱毛症

牽引性脱毛症は、AGAとは全く異なる原因でM字ハゲになる脱毛症です。髪を引っ張るようなヘアスタイル(ポニーテールやお団子など)やヘアバンドの使用によって、頭皮や髪にダメージがかかり髪が抜けてしまいます。髪の長い女性によく発症する脱毛症で、普段の習慣が原因となって引き起こります。AGAと違って、髪型や習慣を変えるなどで改善が可能です。

高校生・大学生でも可能な薄毛対策や予防方法

若年層の薄毛は、AGAが原因であることが多く遺伝的要素を多分に含んでいます。進行型であるため、いずれ薄毛になることは避けられないように思えますが、日頃の生活習慣を改めることで、進行を遅らせたり、予防が期待できる薄毛対策があります。高校生・大学生でも気軽に始められる薄毛対策・予防方法をご紹介します。

規則正しい生活習慣に改善

十分な睡眠を摂ること、バランスの良い食事をこころがけることが、薄毛対策につながります。基本的なことのようですが、実はこれが一番難しかったりします。スマホやPCの使用で夜型になり、ついつい遅くまで動画やSNSを見ていた、なんてことはないでしょうか。良質な睡眠を摂ることは、健康な髪を作るのに欠かせない要素です。

またインスタントフードやお菓子などの偏った食生活になっていないでしょうか。髪を構成するタンパク質や髪を作るためのミネラル・ビタミンは、髪に必要不可欠です。

6〜8時間の十分な睡眠時間の確保と、栄養豊富な大豆製品・海藻類・緑黄色野菜などを積極的に摂るようにしましょう。

ストレスを溜め込まない

過度なストレスは身体に悪影響を及ぼします。「ストレスで髪が抜ける」ともいわれますが、あながち間違いではありません。ストレスが溜まると自律神経やホルモンバランスが崩れ、血流が悪くなったり、男性ホルモンが過剰に分泌されてしまうことがあります。結果として薄毛や抜け毛につながってしまうのです。

ストレスを溜めないためにも、適度に運動したり、自由時間を設けたりしてストレスを発散できるように工夫するとよいでしょう。特に適度な運動は血行を促すため、髪に栄養を行き届けやすくなるのでおすすめです。

適切なヘアケアをおこなう

頭皮を清潔にキープするために、日頃のヘアケアが大切です。髪をしっかり洗えていないと、炎症やかゆみの原因になり、ひいては脂漏性脱毛症などにつながることがあります。またかえって洗いすぎて必要な皮脂を落としすぎてしまう場合も同様です。

清潔な頭皮環境を維持するためには、洗浄力が強すぎないシャンプーを選び、洗い残しのないようしっかり汚れを落としましょう。血流を促す頭皮マッサージもおすすめです。また洗ったあとは自然乾燥ではなく、ドライヤーでしっかり乾かしましょう。適切なヘアケアを習慣化することで、薄毛対策につながります。

AGA治療を受ける

若年層のM字はげは、AGAが原因であることがほとんどです。まず薄毛の原因を特定して、そのうえで適切な対策・予防策・治療を受けることが最善策といえます。AGA治療には、手軽に始められる飲み薬やスプレータイプの外用薬もあります。意外と手軽で日常生活に取り入れやすいので、まずはAGA治療を検討してみるもの1つの方法です。

なお、ネットで安価に購入できる個人輸入のAGA治療薬は、安全性が確保できないため利用をおすすめしていません。さらに未成年の場合は、服用できない薬も存在します。AGA治療を受ける場合は、必ず専門のクリニックを受診し、医師から処方してもらうようにしてください。

AGA治療(薄毛治療)を知る AGA治療(薄毛治療)を知る

薄毛に悩んだらまず何からすれば良い?

薄毛に悩んだらまず何からすれば良い?

薄毛の対策や治療方法は、ネット上に数多く掲載されていますが、その情報を鵜呑みすることはおすすめできません。例えば薄毛の原因がAGAであった場合、育毛剤やサプリメントなどを使ったところで効果はほぼないからです。逆に薄毛の原因がAGAでない場合、AGA治療は効果を発揮しません。

薄毛の治療方法を独自で探して誤った情報を入手するより、専門のクリニックを受診することが先決です。クリニックであれば薄毛の原因を突き止め、一人ひとりの頭皮の状態に合わせて、適切な対策や治療方法提供してもらえます。

最近では、クリニックに行かずとも気軽にビデオ通話で診療が可能な、オンライン診療を利用する人も増えてきています。自宅にいながら医師の診察を受けられる環境も増えています。

湘南AGAクリニックのオンライン診療はこちら>

M字ハゲの症状は早期治療が大切

M字ハゲはAGAの初期段階です。AGA治療は早ければ早いほど効果を発揮します。初期段階であれば、内服薬や外用薬で改善が見込めます。進行が進んでしまった中期や後期の薄毛の状態では、外科的な治療が必要になることもあり、費用も高額になりがちです。

10代・20代の若いうちは、薄毛の進行を確実に食い止め、将来の薄毛を予防できます。M字ハゲは早期治療が大切ですので、まずはクリニックに相談してみましょう。

まとめ

M字ハゲは、高校生や大学生でもなりうる薄毛です。進行型のAGAが原因であることが多く、早期治療が大切になってきます。生活習慣の改善や適切なヘアケアで一定の予防効果は期待できますが、AGA治療が最も手っ取り早く効果的です。

AGA治療と聞くと、なかなか踏み出せない方もいるかもしれません。しかし若年層の薄毛は初期段階であるため、手軽な飲み薬から始められます。湘南AGAクリニックでは、30歳以下の男性を対象にU30応援割というプランを設けていますので、リーズナブルに治療が可能です。M字ハゲかもしれない、と悩んでいる方は、まずはお気軽に無料カウンセリングや無料オンライン診療をご利用ください。

監修医情報

湘南AGAクリニック
新宿本院院長 斎藤医師

経歴

1994年三重大学医学部卒業 同付属病院脳神経外科入局 2001年大手美容外科勤務、院長職 2009年湘南美容外科クリニック勤務 2016年湘南AGAクリニック大阪院勤務 2023年湘南AGAクリニック新宿本院勤務

運営者情報

運営クリニック湘南AGAクリニック 新宿本院
住所〒160-0023
東京都新宿区西新宿6丁目3番1号 新宿アイランドウイング7階
お問い合わせ0120-548-911
院長斎藤 浩一医師

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手軽さと、予防にもつながることから当院でも人気治療となっております。担当医師が薄毛状態にベストマッチする内服薬及び外服薬を選択します。

毛髪再生メソセラピー

医薬品を超音波、レーザー等を用いて頭皮に直接浸透させる治療法です。産毛の状態の毛や細くて弱々しい毛を太くて強い成毛に育てることができます。

自毛植毛

自分の後頭部にある元気な毛を薄毛部分に移植する治療法です。後頭部から採取した毛髪は男性ホルモンの影響を受けないため、永続的な効果を実現できます。

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その他

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