ハゲ・薄毛になる原因とは?対策方法や前兆について

公開日 2024.3.29 最終更新日時 2024.3.29
ハゲ・薄毛になる原因とは?対策方法や前兆について

「髪が薄くなってきた」「抜け毛が増えた」と感じている方は、実は薄毛が進行している可能性があります。そのまま見て見ぬフリをするより、正しい薄毛対策で予防しましょう。本記事では、ハゲ・薄毛になりやすい人の特徴や原因、前兆と薄毛対策について解説します。

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将来ハゲ・薄毛になりやすい人の特徴

年を重ねるにつれて薄毛に悩む人がいる一方で、全く薄毛が気にならない人もなかにはいます。この違いは何なのでしょうか。実は将来ハゲ・薄毛になりやすい人には、次のような特徴がみられます。

親族に薄毛の人がいる

実は薄毛は遺伝的な要因が多くを占めます。そのため、親族に薄毛の人がいる場合、高確率で将来ハゲ・薄毛になるといえるでしょう。両親からの遺伝だけでなく、祖父母から受け継がれることも大いにあります。つまり両親ともに薄毛でなくても、父方・母方の祖父母に薄毛の人がいれば、同じく薄毛になる可能性が高いのです。薄毛の遺伝は、特に母方の影響を強く受けやすい傾向があるといわれています。

生活習慣の乱れがある

薄毛のなりやすさは、普段の生活習慣にも関係しています。ジャンクフードやお菓子ばかりのバランスの悪い食事は、髪に必要な栄養を届けられません。髪はタンパク質でできており、髪の成長にはミネラルやアミノ酸などの栄養素が不可欠です。これらの栄養が欠けていると、髪が育たず薄毛につながることがあるのです。

さらに睡眠不足も薄毛につながります。寝ている間に成長ホルモンが分泌され、髪は成長します。したがって十分な睡眠がとれていないと、ハゲや薄毛になりやすいのです。ハゲ・薄毛の人は、食事のバランスや睡眠がうまくとれていない傾向にあります。

ストレスを抱えている

過度なストレスを抱えると、血管が収縮して血行不良となり、さらにホルモンバランスが乱れます。血行不良により髪に必要な栄養素が運ばれづらくなり、結果として髪が弱々しく薄毛になることがあります。また男性ホルモンが過剰に分泌されてしまうと、ヘアサイクルを乱す原因にもなります。 このように過度なストレスを抱えている方で、薄毛に悩む方も少なくありません。

喫煙する習慣がある

タバコは身体に悪影響であることは周知の事実ですが、実は髪にも悪影響を与えます。喫煙するとニコチンによって血管が収縮し、血行不良になります。またビタミンの消費が多くなることで、髪の成長に欠かせない栄養素が不足することもあります。髪の成長が妨げられ、結果薄毛になりやすいのです。

カラーやパーマで傷んでいる

繰り返しのカラーやパーマは、髪や頭皮を傷つけます。ヘアカラーの染料や、パーマ液は頭皮に負担がかかり、何度もおこなうとダメージが重なり抜け毛の原因になることがあります。適切なダメージケアなどで、清潔な頭皮環境を保つことが大切です。度重なるカラーやパーマで頭皮環境が悪化すると、髪の成長が阻害されてしまうため薄毛になりやすいといえます。

ハゲ・薄毛で考えられる原因の9割はAGA

ハゲ・薄毛になる脱毛症はいくつかあります。しかし薄毛に悩む男性の8〜9割は「AGA」を発症しているといわれています。ここではAGAを含む、ハゲ・薄毛の原因となる代表的な脱毛症をそれぞれご紹介します。

AGA(男性型脱毛症)

薄毛の原因のほぼ9割とされるのが、このAGA(男性型脱毛症)です。AGAのメカニズムには、DHTという悪玉男性ホルモンが関係しています。男性ホルモンの「テストステロン」と、体内にある酵素の1つの「5αリダクターゼ」が組み合わさることでDHT、いわゆる悪玉男性ホルモンが生まれます。このDHTが男性ホルモンレセプターと接続すると、抜け毛のシグナルを出し、髪の成長サイクルを乱します。これによって髪が完全に成長せずに抜け落ちてしまうというわけです。

薄毛になりやすい人の特徴として、遺伝的な要素が強いと述べました。5αリダクターゼの活性度と男性ホルモンレセプターの感受性は個人差があり、遺伝として引き継がれます。つまりこの特性を受け継いでいる=AGA(薄毛)になりやすいといえます。

AGA(男性型脱毛症)の詳細を見る

円形脱毛症

円形脱毛症は、コインのような丸い形で髪が抜け落ちる脱毛症です。直接的な原因はまだわかっておらず、過度なストレスによる自己免疫が関係しているのではと考えられています。円形の脱毛だけでなく、頭全体が脱毛したり、体毛が脱毛したりすることもあります。

脂漏性脱毛症

脂漏性脱毛症は、過剰な皮脂分泌により頭皮が炎症を起こし、毛が抜ける脱毛症です。頭皮が皮脂でベタついていると、フケやかゆみが増加し、炎症を起こします。放置すると毛根が働きにくくなり、薄毛につながります。

ハゲ始めのサインや前兆

ハゲ始めのサインや前兆

ハゲや薄毛には前兆があり、次のような変化に気づいたらハゲ始めのサインかもしれません。当てはまる項目がないか確認してみましょう。

額がM字型に後退している

額の生え際が後退してM字型になっている場合、AGAによる薄毛の前兆といえます。AGAは、前頭部(おでこ)と頭頂部(つむじ)から薄毛になっていく特徴があります。M字ハゲは、まさにAGAの初期段階です。以前に比べて生え際の髪が少なくなっている、弱々しく変化していると思ったら、ハゲ始めのサイトと判断してよいでしょう。

M字ハゲについてはこちらの記事もご覧ください。

M字ハゲの基準や対策とは?生え際が後退する原因と治療方法について

つむじ周辺が頭皮が透けている

自分では気付きにくいつむじ部分ですが、頭皮が透けて見えたら、AGAによる薄毛が進行している可能性が高いでしょう。他人に指摘されて気づく方も多いといいます。加えてつむじ周辺の髪が細く弱々しく変化していたら、高確率でAGAによるO字ハゲが進行しています。

ヘアセットが決まらなくなってきた

普段どおりのヘアセットが決まらなくなってきた場合も要注意です。AGAはヘアサイクルの乱れで、髪が軟化しボリュームが減少していきます。そのため、ワックスやスプレーで髪が立たない、思いどおりのヘアスタイルにならない、ヘアセットがキープできないと感じるようになります。ヘアセットが決まらなってきたら、ハゲ・薄毛になる前兆だといえます。

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ハゲないために今から実践すべき対策と予防方法5つ

将来多くの人がなりうる薄毛ですが、今からでもすぐにできる対策があります。薄毛に効果的な5つの対策をご紹介します。

AGAクリニックへ相談

専門のAGAクリニックへ相談するのが、手っ取り早く適切な対策を見つけられます。薄毛の原因はほぼAGAですが、他の脱毛症も考えられます。まずは専門の医師に診てもらい、薄毛の原因を特定して、適切な対策や治療を講ずることがベストです。最近ではクリニックに行かずとも、自宅で専門の医師の診療が受けられる「オンライン診療」もあります。仕事で多忙な方や、人に見られたくない方などは、オンライン診療も1つの選択肢です。

湘南AGAクリニックのオンライン診療はこちら>

生活習慣の見直し

栄養バランスのよい食事と、規則正しい睡眠を心がけましょう。特にタンパク質・ミネラル・ビタミン・亜鉛など、髪の主成分や成長に欠かせない栄養素を積極的に摂ってみてください。難しい場合は、サプリメントで補うのもおすすめです。また、なるべく6〜8時間程度を目安に、十分な睡眠時間を確保してください。生活のリズムを整えることが、薄毛の対策につながります。

禁煙

タバコは百害あって一利なしです。禁煙することで、頭皮の血流がスムーズになり、栄養が毛根まで届きます。これにより髪が健康に育ちやすくなります。生活習慣を見直したり、適切なAGA治療をおこなったりしても、タバコによってその効果は妨げられてしまいます。薄毛を改善するなら、まずは禁煙することから始めてみましょう。

ストレスの解消

ストレスを溜め込まないように、適度な運動やリラックスする時間を設けましょう。特に運動は血流を改善させる効果があります。髪に栄養が行き届くようになるので、ストレス発散と合わせて一石二鳥です。またお風呂に浸かってリラックスする、頭皮マッサージをするなども、ストレス解消・血行促進に効果的ですので、ぜひ習慣として取り入れてみてください。

頭皮環境の改善

正しいシャンプーの仕方や頭皮ケアで、頭皮環境を改善することも薄毛対策になります。意外と正しいシャンプーができている人は少ないものです。
シャンプーの際に気を付けたいのは、爪を立ててゴシゴシ洗うこと。これでは頭皮を傷つけてしまいます。指の腹を使って優しく、かつ洗い残しのないようにしっかり洗いましょう。また、シャンプーを選ぶ際は刺激の少ない弱酸性やアミノ酸系のものがベストです。洗浄力が高すぎると必要な皮脂まで洗い流してしまい、かえって皮脂を過剰分泌させてしまう恐れがあります。

頭皮環境の改善のためにも、シャンプーの仕方や選び方を少し意識してみてください。

まとめ

将来ハゲ・薄毛になりやすい人は、親族に薄毛の人がいたり、乱れた生活習慣を送っていたりする人が多い特徴があります。逆にこの特徴に当てはまらない人は、ハゲ・薄毛になりにくいともいえます。遺伝的な要因が強いですが、悲観的になる必要はありません。適切な対策や専門的な治療で予防も可能です。しかし薄毛は放置しておくと進行していきます。「もしかしてAGA」と思ったら、早めに専門のクリニックに相談することをおすすめします。

湘南AGAクリニックは、豊富な治療実績と治療内容がある薄毛専門のクリニックです。無料のオンライン診療もおこなっていますので、お気軽にご利用ください。

監修医情報

湘南AGAクリニック
新宿本院院長 斎藤医師

経歴

1994年三重大学医学部卒業 同付属病院脳神経外科入局 2001年大手美容外科勤務、院長職 2009年湘南美容外科クリニック勤務 2016年湘南AGAクリニック大阪院勤務 2023年湘南AGAクリニック新宿本院勤務

運営者情報

運営クリニック湘南AGAクリニック 新宿本院
住所〒160-0023
東京都新宿区西新宿6丁目3番1号 新宿アイランドウイング7階
お問い合わせ0120-548-911
院長斎藤 浩一医師

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AGA治療薬・薄毛治療薬

手軽さと、予防にもつながることから当院でも人気治療となっております。担当医師が薄毛状態にベストマッチする内服薬及び外服薬を選択します。

毛髪再生メソセラピー

医薬品を超音波、レーザー等を用いて頭皮に直接浸透させる治療法です。産毛の状態の毛や細くて弱々しい毛を太くて強い成毛に育てることができます。

自毛植毛

自分の後頭部にある元気な毛を薄毛部分に移植する治療法です。後頭部から採取した毛髪は男性ホルモンの影響を受けないため、永続的な効果を実現できます。

ダブルマトリックス

毛根をいかに傷つけずに採取出来るかを追求した自毛植毛です。2段階切開法や傷跡を残さない縫合法によって、ご満足のいく施術をご提供いたします。

その他

幅広い治療でお客様に最適な選択が可能です。組み合わせることで相乗効果が期待できます。

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