プロペシア服用中はタバコを控えた方がいいです


プロペシアの服用中にタバコを吸う事で、薬の効果に直接変化はありません。喫煙したからと言って、副作用の発症リスクが高まるなどといった可能性はないです。

しかし喫煙によって、ジヒドロテストステロンが増えやすくなると言われており、ジヒドロテストステロンが増えると薄毛が進行する恐れがあります。

一方、プロペシアはこのジヒドロテストステロンの産生を抑える働きがあります。

つまりタバコを吸うことで、ジヒドロテストステロンが増えてしまえば、プロペシアの効果は得られにくくなると考えられているのです。効果をしっかり得るためには、タバコを吸うことは控えるようにしましょう。

ジヒドロテストステロンは薄毛を進行させる恐れがあります

タバコを吸うことで、ジヒドロテストステロンが増えやすくなると言われています。ジヒドロテストステロンは増えすぎると、体内でトラブルが起こりやすくなると考えられています。

薄毛を進行させる

ジヒドロテストステロンは薄毛に影響していると言われています。ジヒドロテストステロンが増えると、髭や胸毛が増えると言った作用も引き起こされます。

ニキビができやすい

ニキビは皮脂が過剰に増えることによって起こる症状です。ジヒドロテストステロンは男性ホルモンよりも、10倍以上の活性を持つと考えられています。

その結果としてニキビができやすくなる状態になります。

前立腺が肥大する

ジヒドロテストステロンの働きによって、前立腺細胞が増えやすくなると言われています。そのため前立腺肥大症などの症状が起こりやすくなります。

プロペシアは、ジヒドロテストステロンの産生を減らす効果が期待されています。そのためプロペシアの作用を十分に得るためには、ジヒドロテストステロンを増やさないようにすることが大切です。

そのためプロペシア服用中は、タバコは控えるようにしましょう。

タバコによって副作用が高まる訳ではありません


プロペシアを飲むためには、禁煙が絶対必要になるかという訳ではありません。たとえ禁煙せずにタバコを吸ったからと言って、プロペシアの副作用のリスクが高まることはないと言われています。

またタバコによって、プロペシアの効果が全くないということもありません。効果は人によって異なります。

禁煙ができない場合には、本数を減らすなど対処するようにしてください。また禁煙以外にもジヒドロテストステロンを減らす方法はあります。

ストレスを減らす

疲労やイライラなどといったストレスは、ジヒドロテストステロンを増やす可能性があると言われています。疲労やイライラを解消するためには、きちんと深い睡眠をとることが大切です。

とくに眠りに落ちてすぐのノンレム睡眠の時間は、重要と言われています。寝る前は、スマホを見ないなど深く眠れるために工夫するようにしましょう。

軽めの有酸素運動を行う

有酸素運動には、ジヒドロテストステロンの排出を促す作用があると考えられています。そのためウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を積極的に行うようにしてください。

全身の血流も良くなり、頭皮の健康にとってもいい影響を与えやすくなります。

亜鉛やビタミンを積極的に摂る

亜鉛には、ジヒドロテストステロンの働きを抑制する作用があると言われています。また亜鉛の吸収を高めるためには、ビタミンB6も必要な栄養素です。

頭皮の健康のためにも、豊富な栄養を摂るようにしましょう。

タバコは健康のためにも控えるようにしましょう

タバコを吸うことは、薄毛だけでなく健康にも良くないと言われています。たとえば喫煙が習慣化することで、顔色が悪くなるなどといった影響がでることがあります。

これはスモーカーズフェイスとも呼ばれており、タバコによる血流低下が原因で起こるとされています。タバコに含まれるニコチンには、血管を収縮させる作用があります。

肌の新陳代謝が悪くなり、肌荒れ・乾燥・顔色が悪いなどの症状が引き起こされます。

他にも余命が短い、ガンになりやすいとも言われています。身体の健康を保つためにも、禁煙することが大切です。

禁煙することによってプロペシアの効果も得やすくなるため、一度タバコについて考えてみてください。

(まとめ)プロペシアの服用中にタバコを吸っても大丈夫なの?

1.プロペシア服用中はタバコを控えた方がいいです

喫煙によって副作用のリスクが高まるなどといったことはありません。しかしタバコによってジヒドロテストステロンが増えると薄毛が進行します。

プロペシアの効果をより効率的に得るためにも、タバコは控えるようにしましょう。

2.ジヒドロテストステロンは薄毛を進行させる恐れがあります

タバコはジヒドロテストステロンが増えやすくなります。ジヒドロテストステロンは薄毛の進行、ニキビの発生などの症状を引き起こす恐れがあります。

プロペシアの効果を得るために、ジヒドロテストステロンを増やさないためにもタバコを控えるようにしましょう。

3.タバコによって副作用が高まる訳ではありません

プロペシアは禁煙を必ずする必要はありません。禁煙ができない場合は、本数を減らすなど対処するようにしましょう。

ジヒドロテストステロンを減らすためにも、深い睡眠をきちんととるようにしてください。有酸素運動や栄養も重要になってきます。

4.タバコは健康のためにも控えるようにしましょう

タバコは健康に害を及ぼす恐れがあります。顔色が悪くなる、肌が荒れると言ったスモーカーズフェイスなどの状態に陥る可能性があります。

健康のためにも薄毛治療を効果的に行うためにも禁煙するように心がけましょう。一度タバコについて考えてみてください。

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監修医情報

斎藤医師

湘南AGAクリニック
新宿本院院長 斎藤医師

経歴

  • 1994年三重大学医学部卒業
    同付属病院脳神経外科入局
  • 2001年大手美容外科勤務、院長職
  • 2009年湘南美容外科クリニック勤務
  • 2016年湘南AGAクリニック大阪院勤務
  • 2023年湘南AGAクリニック新宿本院勤務

運営者情報

運営クリニック 湘南AGAクリニック 新宿本院
住所 〒160-0023
東京都新宿区西新宿6丁目3番1号 新宿アイランドウイング7階
お問い合わせ 0120-548-911
院長 斎藤 浩一医師