自毛植毛のダウンタイムとは？仕事復帰のタイミングや術後の過ごし方

自毛植毛にはダウンタイムがあり、頭皮のかゆみや一時的な抜け毛などの症状が現れることがあります。本記事では、施術後に起こる可能性のある症状やダウンタイムの過ごし方、職種ごとの仕事復帰などについてご紹介します。

自毛植毛のダウンタイムとは

自毛植毛は、AGAの影響を受けない後頭部や側頭部の毛を採取して、抜け毛が気になる箇所に移植する治療法です。毛髪の組織ごと採取するため、治療法によっては頭皮を切開する場合もあります。

そのため、治療後は痛みや赤みなどがともなうダウンタイムがあります。毛髪を移植した箇所にも、血が滲む、かさぶたができるなどが生じることもあります。
見た目が気になる、周囲にバレたくないという方は、術後は5日間を目安にお仕事の休みを取ることがおすすめです。
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自毛植毛のダウンタイムの症状

自毛植毛の術式は、FUT植毛とFUE植毛の2種類があります。

FUT植毛はメスを使って毛髪を採取する方法で、FUE植毛は専用のパンチを使って毛髪を採取する方法です。メス不使用のFUE植毛の方がダウンタイムが少ないですが、いずれも次のような症状が現れることがあります。

頭皮の痛み

自毛植毛の術後麻酔が切れると、毛髪の採取部や移植部に鈍痛が現れることがあります。

特にメスを入れるFUE植毛の場合は、痛みが強く生じやすいといえます。頭皮の痛みは、医院から処方される痛み止めで対応が可能です。

移植部の赤み

移植部に赤みが生じることがあります。赤みは1〜4週間程度で落ち着きます。見た目が気になる方は、前髪でカバーしたり、部分ウィッグで隠せます。

頭皮・目元の腫れ

術後2〜5日目あたりで頭皮や目元に腫れが生じる場合があります。目元の腫れは、5人に1人現れる程度といわれています。

いずれも5日程度で落ち着いてきますが、腫れが長引いたりひどくなったりした場合は、担当医に相談してみてください。

移植部の浸出液

移植部に傷を治すための、じゅくじゅくした浸出液がでる場合があります。浸出液が出ている間は術後の定着にも関わる部分のため、お休みを取って安静にすることが推奨されます。

頭皮のかゆみ

患部にかさぶたができるようになると、次第にかゆみが生じることがあります。治りを早めるためにも、無理にかさぶたを取ったり、強くかいたり、刺激を与えたりしないように注意しましょう。

一時的な抜け毛（ショックロス）

採取部と移植部、その周辺に一時的に抜け毛が増える「ショックロス」という症状が現れる場合があります。手術による一時的なもので、時間の経過とともにもとに戻ります。
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自毛植毛後のダウンタイムの過ごし方

移植部の定着率を上げるためにも、ダウンタイム中は注意すべき点がいくつかあります。

ダウンタイム中は、次のような過ごし方を心がけましょう。

患部へのシャンプーは優しく

まず当日のシャンプーは、患部がデリケートになっているため控えましょう。翌日からシャンプー可能です。頭皮を清潔に保つためにも、洗髪はおこなってください。ただし1週間程度は、優しく洗うことが大切です。

シャンプーは低刺激のものを選んで使用し、シャワーは直接患部に当てないようにします。タオルドライも優しく押し当てるようにし、ドライヤーも直接患部に当てず、冷風を使って乾かしてみてください。

入浴は1週間程度控える

身体が温まると血行が促進され、出血や赤みの原因になります。術後1週間は入浴は控え、シャワーのみで過ごしましょう。

過度な飲酒・喫煙は1週間控える

過度な飲酒や喫煙は、1週間程度控えてください。飲酒は血行が促進され、出血や赤みを招きます。喫煙は、血行が阻害され傷の治りに悪影響を与えます。

ダウンタイムを長引かせたり、定着率を低下させたりする原因になる可能性があるため、1週間は禁酒・禁煙を心がけましょう。

術後5日程度は激しい運動は避ける

筋トレやランニングなどの激しい運動は、術後5日程度控えてください。血行が促進されることで出血が増えたり、ダウンタイムが長引いたりする場合があります。

患部へ刺激を与えない

かさぶたができるとかゆみが生じてきますが、定着率に関わるため患部を掻いたりかさぶたを取ったり、強い刺激を与えないように気を付けましょう。低刺激のスカルプシャンプーを使ったり、外出時は直射日光が当たらないよう帽子をかぶるなど、患部への刺激を避けてください。

自毛植毛のダウンタイム期間と仕事復帰のタイミング

自毛植毛はのダウンタイムは、術後2日程度で日常生活にほぼ支障なく過ごせることがほとんどです。移植部のかさぶたやかゆみ・赤みは2週間程度続きますが、周辺の髪や部分ウィッグなどを使ってカバーできます。

また、職種によっては翌日から復帰することも可能です。デスクワーク・接客業や営業職・肉体労働などの職種ごとに、仕事復帰できるタイミングを解説します。

デスクワークの場合

デスクワーク（簡易的な事務）の場合は、最短で翌日から復帰が可能です。患部に痛みを生じることがありますが、痛み止めを飲んで対処できます。

ただし、赤みや腫れが目立つことがあるため見た目が気になる方は5日程度休むことが推奨されます。
リモートワークの方や手術がバレても気にならないという方は、痛み止めを飲んで早めに復帰ができます。しかし痛み止めの服用で眠くなることもあるので、車の運転は控えてください。

接客業や営業職の場合

人と対面する接客業や営業職の場合は、見た目に違和感がなくなるまで長期休みを利用したほうがよいかもしれません。移植部のかさぶたが取れるまで1〜2週間程度かかります。

職場によって制約があるかと思いますが、ウィッグや帽子で対処して仕事復帰することも可能です。ただし患部に刺激を与えないことが大切であるため、その際は担当医に事前に相談しましょう。

肉体労働や力仕事の場合

肉体労働や力仕事の場合は、少なくとも1週間はお休みをとることが推奨されます。仕事復帰後もなるべく患部に刺激を与えないような工夫が大切です。

例えば普段ヘルメットを着用している方は、ムレ防止の通気性のよいものを選んだり、サイズを大きめに変更したりなどが考えられます。頭皮のムレを避け、清潔に保つよう心がけが必要です。

ダウンタイムの短い植毛「スマートFUE植毛」

自毛植毛にはFUT植毛とFUE植毛がありますが、湘南AGAクリニックではダウンタイムの少ない「スマートFUE植毛」を採用しています。スマートFUE植毛はメス不使用の切らない植毛で、専用のパンチを使って1つひとつ採取します。痛みが少なく、術後の傷跡も残りにくいのがメリットです。

当院が使用している電動FUEは回転数・トルク調整が容易で、毛髪の採取時の毛根へのダメージを最小限に抑えられます。熟練のドクターによる手技で採取スピードも早く、お客さまのお身体の負担も低減します。
メスを入れる手術に抵抗がある方、痛みが不安な方、ダウンタイムが心配な方におすすめです。
湘南AGAクリニックの「スマートFUE植毛」の詳細はこちら＞

自毛植毛の症例

FUE植毛の実際の症例写真をご紹介します。

スマートFUE植毛【施術後12ヵ月】20代男性

ノンシェーブン植毛【施術後6ヵ月】30代男性

まとめ

自毛植毛のダウンタイムは、2日程度で日常生活にほぼ支障なく過ごせます。ただし見た目の違和感が気になる方は、5日程度お休みをとることが推奨されます。また仕事復帰のタイミングも職種によって異なるため、スケジュールや手術範囲は担当医と事前に相談してみてください。

ダウンタイムを長引かせないために、過ごし方の注意点もいくつかあります。特に洗髪・入浴・喫煙・飲酒などは一定の期間控える必要があることを覚えておきましょう。

湘南AGAクリニックでは、ダウンタイムが少ない「スマートFUE植毛」を取り扱っています。また後頭部の刈り上げが不要な「ノンシェーブン植毛」も可能です。採取部を剃らないため、術後の後頭部の見かけ上の変化がなく、人目が気になる方におすすめです。

当院では自毛植毛の技術と実績のある医師が手術を担当いたします。気になるダウンタイムや、仕事復帰のタイミングもアドバイスさせていただきます。

自毛植毛をご検討中の方は、お気軽に無料カウンセリングでご相談ください。

また、自毛植毛の料金が気になる方はこちらをご覧ください。
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監修医情報

湘南AGAクリニック
新宿本院院長 斎藤医師

経歴

• 1994年三重大学医学部卒業
  同付属病院脳神経外科入局
• 2001年大手美容外科勤務、院長職
• 2009年湘南美容外科クリニック勤務
• 2016年湘南AGAクリニック大阪院勤務
• 2023年湘南AGAクリニック新宿本院勤務

運営者情報

運営クリニック	湘南AGAクリニック 新宿本院
住所	〒160-0023 東京都新宿区西新宿6丁目3番1号 新宿アイランドウイング7階
お問い合わせ	0120-548-911
院長	斎藤 浩一医師