SPECIAL特集記事
薬切り替え時も初期脱毛が起こる?
初期脱毛とは

初期脱毛というのはAGA治療薬の副作用の一つで、「治療薬の内服開始時に感じる抜け毛の増加」の事です。
実は初期脱毛は、治療開始時以外にも薬の種類や容量を変更した際にも起こることがあります。
AGA治療は、基本的に「AGA治療の王様」であるフィナステリドを中心とした薬の組み合わせで始めることが多いですが、効きがいまいちな場合フィナステリドの容量を変更したり、デュタステリドに切り替える事があります。
フィナステリドからデュタステリドに切り替えたら初期脱毛は起こるのか

薬の切り替え時の初期脱毛に関する詳しいデータ(どういった薬の切り替えで、どの程度初期脱毛を起こすか)というのはまだハッキリと分かっていません。
藤井医師が臨床上で診察時に患者さんから聞いた感覚となりますが、フィナステリドからデュタステリドに切り替えで初期脱毛は起こらないことが多いです。
ミノキシジルなどの内服量を変更した際には、時々初期脱毛を感じる患者さんもいるため、フィナステリドからデュタステリドに切り替えた際にも、なんとなく初期脱毛を起こしそうなイメージがありますが、実際にはあまりいません。
なぜ初期脱毛が起きないのか
理由1(藤井医師仮説)
フィナステリドは2型の5αリダクターゼをブロックする薬で、デュタステリドが2型だけでなく、1型もブロックする薬です。
その他にも2つの薬には半減期や細かい作用機序の違いはありますが、大まかな効果が似通った薬同士なので、切り替えた時に初期脱毛が起こりにくいのかもしれません。
理由2(藤井医師仮説)
AGAは1型ではなく2型の5αリダクターゼが関与しているケースが多いというのも関係しているかもしれません。
フィナステリド1mgに比べて、デュタステリド0.5mgの方が効果が大きいとするデータから、逆説的に「(2型の5αリダクターゼだけではなく)1型もAGAに関与しているかもしれない」という説がありますが、本当に1型も関与しているのかは、まだハッキリ分かっていません。
いずれAGAは2型の関与の方が大きいと考えられるので、1型もブロックするデュタステリドへ切り替えても、初期脱毛を感じないのかもしれません。
薬の切り替えで抜け毛を感じたら
もしフィナステリドからデュタステリドに切り替えた際に、抜け毛の症状を感じた場合は1人で悩まずに医師に相談の上、治療方針や薬の調整などアドバイスを受けるようにしましょう。
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