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【ショックロスとは?】自毛植毛後に毛が抜けてしまう原因・対策・期間など徹底解説!

2025年2月10日

自毛植毛

植毛後に起きるショックロスとは?

自毛植毛後に髪が抜ける現象『ショックロス』をご存知ですか?植毛のリスクを調べていく中で「植毛後に生じる抜け毛」いう言葉を見て不安に感じる方もいるのではないでしょうか?
本記事では、ショックロスの原因、発生期間、そして適切な対策について詳しく解説します。(監修:SBC毛髪部門技術指導医 兼 湘南AGAクリニック仙台院 院長 藤井傑医師)

ショックロスとは

植毛後に毛が一時的に抜ける

植毛後に毛が一時的に抜ける

移植をした所の「周りの部分の元々生えていた毛」が一時的に抜けてしまう事をショックロスと言います。あくまで一時的な抜け毛で、その後はしっかり生えてくるので安心してください。

ショックロスが起きてしまう理由

植毛ではメスを使って毛を採取したり、毛を植えるための毛穴を作成します。
メスを使用する=当然皮膚にダメージが加わることになります。
この「皮膚に対するダメージ」によって、術後 一時的にその周囲に、炎症や血行不良が起こって、元々生えていた毛が抜けてしまうのではないかと言われています。

ショックロスはいつ頃治る?

ショックロスが起こるのは、術後1カ月程度からです。
一度抜けてしまった毛は、その後3か月から6か月ぐらいかけてまた生えてきますので、安心してください。

ショックロスを防ぐ方法

術式や医師の技術力

術式や医師の技術力

文献には、術後5%程度の確率で起こると言われていますが、実際に藤井医師が植毛を行っていて「5%というのはさすがに高すぎるのでは」と見解を示しています。

これは術式による侵襲の大きさにもよるので、より低侵襲な方法を選択する(例えば、毛穴作成の際にラインスリットを使ったり、過剰な密度で移植をしない)といった事で、ショックロスを減らすことができるのではないかと考えています。

ショックロスは、移植部だけでなくドナー部(採取部)に起こることもあり、ドナー部のショックロスは過剰採取によってリスクが高まるため、手術の際には後頭部の毛の密度もしっかり計算し採取することも重要になってきます。

ショックロスのリスクを減らすためにも植毛を行う前に、術式を確認すること・術者の技術力も含めて確認しておくようにしましょう。

禁煙する

禁煙する

患者さん側のリスクとして「喫煙歴」があります。
タバコを吸う方は血行不良のリスクが高まりますので、術前からしっかり禁煙をして手術に臨むようにしましょう。

アトピーの炎症を抑える

アトピーの炎症を抑える

それから、アトピーの方は術後の炎症を起こしやすいというリスクがあります。
アトピーの対処は難しいのですが、術前に皮膚科の先生に協力してもらい、炎症を抑えた状態を作っていただいた上で手術を行うようにしましょう。
また、術後にかゆみなどがあった際に、こすったり掻いたりしないといった工夫が必要です。
藤井医師が手術を行なった患者さんの中にも、術後採取部のかゆみに耐えられず、かきむしってショックロスを起こしてしまった患者さんがいらっしゃいましたが、ステロイドの外用でおよそ3か月程度でリカバーしました。

移植した毛自体がまばらに抜けるのは?

移植後の脱落期

「植毛後、移植した毛自体がまばらに抜けてきてしまった」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
これは、厳密にはショックロスとは違います。
移植後の毛が一時的に抜けるのは「移植後の脱落期」に入っているだけで、あくまで正常の経過の一つになります。
植毛は、「毛自体」を移植しているのではなく、毛を作るための「毛穴」を移植しています。(毛を作るための設備・工場をそのまま移植しているイメージ)

移植された毛穴が、しっかりと自分の体の一部と認識されて定着すると、いったん毛だけ抜けてしまいますが、その後しっかりと生えてきますので安心してください!

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