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【傷跡の脱毛に悩む方へ】毛が生えない瘢痕への自毛植毛

2025年8月27日

自毛植毛

傷跡から毛が生えてこない部位には自毛植毛

「怪我でできた傷跡から毛が生えなくなってしまった」「小さい頃から一部分だけ髪の毛が生えてこない」そのような悩みを抱えているということはありませんか?
通常の薄毛治療とは異なるアプローチが必要となる「傷跡の脱毛」について、その原因から最新の治療法、そして「植毛」の可能性と注意点について
SBC毛髪部門技術指導医 兼 湘南AGAクリニック仙台院 院長の藤井傑医師監修のもと解説していきます。

なぜ傷跡からは毛が生えないのか?

瘢痕(はんこん)のメカニズム

瘢痕(はんこん)のメカニズム

通常の皮膚は、表皮、真皮、皮下組織などに分かれており、この部分に毛が生えるための「毛根」が存在しています。
しかし、大きな怪我をしたり、同じ場所を繰り返し傷つけたりすると、治癒後に「瘢痕(はんこん)」という状態になります。
瘢痕とは、通常の皮膚組織が失われ、その代わりに「線維組織」という硬い組織に置き換わってしまった状態です。

この瘢痕部には、当然ながら毛根が存在しません。毛根がないため、育毛剤やAGA薬を使っても、新たに毛が復活することはないのです。
これが、頭に傷ができてしまうとその部分だけごっそり毛が生えなくなってしまう根本的な理由です。

頭皮の傷跡治療の方法

傷跡植毛という手段

以前は、大きな傷跡を切り取って小さく縫い合わせる「瘢痕切除」といった手術が行われていました。
しかし、瘢痕切除自体も縫い傷が残ってしまい、結局は毛が生えない部分が残ってしまったり、元の傷が大きい場合に無理に縮めようとすると、再び傷口が広がってしまうケースも確認されています。
こうした背景から、毛が生えなくなってしまった瘢痕に対する「最終手段」として登場したのが「植毛」なのです。

傷跡への植毛とは?

傷跡への植毛とは?

植毛による傷跡の治療では、瘢痕切除のように傷を小さく切り取るのではなく、毛根がなくなってしまった瘢痕部に、後頭部の健康な毛根を直接移植します。

傷跡への植毛成功の鍵と知っておくべき注意点・リスク

傷跡への植毛成功の鍵と知っておくべき注意点・リスク

ただし、傷跡への植毛には、いくつかの重要な注意点とリスクがあります。

定着について
瘢痕部は血流が悪いため、通常の健康な皮膚に行う植毛と比べて、毛根の定着が不安定になりがちです。
通常の植毛と同様に90%以上の高い定着率を示すケースもあれば、傷跡の状態によっては「全く定着しない」というケースも存在します。
そのため、植毛を行う前には、実際の瘢痕の状態や程度を慎重に見極めることが非常に重要です。

事前診察の徹底:手術の可否を判断するポイント

専門医は、以下の点を詳しく診察し、手術の可否や治療計画を検討します。
色調(傷跡の色)
硬さ(傷跡の硬さ)
可動性(傷跡の動きやすさ)
凹凸(傷跡の表面の凹凸)
血行の有無(血の巡り)

傷跡の状態が悪いと判断された場合には、残念ながら手術をお断りするケースもあります。

成功率の不確実性と「テストグラフト」

手術が可能なケースであっても、どの程度毛が定着するかを完全に予見することは難しいとされています。
もし傷跡が大きく、多くのグラフト(毛根の塊)を移植する必要がある場合には、いきなり多くのグラフトを移植するのではなく、まずは少数のグラフトで「テストグラフト」を行い、どの程度定着するのかを確認してから、本格的な手術を検討していく場合もあります。

【藤井医師執刀】傷跡植毛の症例

傷跡植毛200G

傷跡植毛200G

傷跡の脱毛でお悩みなら専門医へご相談を

QUESTION 01

自身の傷跡の状態と仕上がりについて詳しく相談する

自身の傷跡の状態と仕上がりについて詳しく相談する

傷跡植毛は1人1人の状態や植毛希望するエリアによっても仕上がりが左右されます。
植毛前に主治医の方にしっかりとマイクロスコープを用いた上で、診察してもらうようにしましょう。

当院では湘南美容グループ唯一の毛髪部門技術指導医の藤井傑医師が傷跡植毛を担当いたします。
頭部に毛が生えなくなってしまったことにお悩みの方は、まずは一度カウンセリングにお越しください。

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