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自毛植毛、何本必要?グラフト数の目安がわかる部位別症例を紹介

2025年7月20日

自毛植毛

自毛植毛、何本必要?グラフト数の目安がわかる部位別症例を紹介

「自毛植毛に興味はあるけど、自分には何グラフト必要なのか見当がつかない…」
そんな疑問をお持ちの方は多くいらっしゃいます。
この記事では、自毛植毛の基本知識はもちろん、必要なグラフト数を予測するための考え方や、M字・頭頂部といった部位別の症例まで詳しく解説していきます。

そもそも「自毛植毛」とは?

自毛植毛とは、AGA(男性型脱毛症)の影響を受けにくい後頭部にあるご自身の元気な髪の毛を採取し、薄毛が気になる生え際や頭頂部などに移植する手術です。

移植した髪は、その場で生え変わり続けるため、効果が半永久的に持続するのも大きな特長です。

まず知っておきたい「グラフト」の基本

「グラフト」と「髪の毛の本数」の違い

「グラフト」と「髪の毛の本数」の違い

自毛植毛の話で必ず出てくる「グラフト」という単位。これは髪の毛の本数とは少し異なります。

私たちの髪の毛は、毛穴(毛包)から1本ずつ生えているわけではなく、1つの毛穴から1本〜4本がまとまって生えています。この毛穴の単位を「グラフト」と呼びます。
 

自毛植毛の必要グラフト数 算出方法

ステップ①:移植範囲の「面積(cm²)」を測定する



まず、カウンセリングで患者様のご希望を伺いながら、鏡を見て理想のヘアラインやデザインを決めていきます。そして、そのデザインに沿って髪を増やしたい範囲の面積(横cm × 縦cm)を正確に測定します。


ステップ②:目標とする「密度(グラフト/cm²)」を決める



次に、測定した面積の中に、どれくらいの密度で髪を植えるかを決めます。もともとの髪の毛が薄くない部分の密度に近づけることで、自然な仕上がりになります。

当院では、1cm²あたり30〜50グラフトを移植の目安としています。この密度が、自然に見せるための鍵となります。

計算式:「面積(cm²)」×「密度(グラフト/cm²)」= 必要グラフト数



最終的な必要グラフト数は、このシンプルな式で算出されます。

例えば、移植したい範囲の面積が40cm²で、自然な仕上がりを目指す場合、 「40cm² × 50グラフト = 2000グラフト」 といった形で見積もりが算出されます。

【部位別】自毛植毛の症例と必要グラフト数の目安

症例①:生え際(浅めのM字)を自然に修正するケース

  • このようなお悩みの方に
  • 「M字の剃りこみが少し気になり始めた」
    「生え際の形を整えて、おでこの印象を変えたい」

  • 必要グラフト数の目安
  • 約500~800グラフト

  • 症例写真で見るビフォーアフター
  • 20代男性:自毛植毛600グラフト

    施術名:自毛植毛
    施術の説明:薄毛になりにくい後頭部・側頭部の毛根を採取し、前頭部や頭頂部の薄くなった部分に移植する手術です。移植した毛髪は薄毛になりにくい性質を保ったまま定着し、一生涯、生え変わり続けます。

    施術の副作用(リスク):施術に伴い、痛み、赤み・熱感、初期脱毛、切れ毛・抜け毛、つっぱり感、感覚の鈍さ、施術範囲のざ瘡の悪化、コメド、毛嚢炎、膨隆、色素沈着、点状出血、内出血、腫脹、灼熱感、瘢痕が生じることがあります。

    施術の価格:576円~2,375,000円

    症例②:進行したM字をしっかりカバーするケース

  • このようなお悩みの方に
  • 「M字が明らかに進行してきた」
    「昔に比べて、おでこがかなり広くなったと感じる」

  • 必要グラフト数の目安
  • 約1000~2000グラフト

  • 症例写真で見るビフォーアフター
  • 20代男性:自毛植毛1500グラフト

    施術名:自毛植毛
    施術の説明:薄毛になりにくい後頭部・側頭部の毛根を採取し、前頭部や頭頂部の薄くなった部分に移植する手術です。移植した毛髪は薄毛になりにくい性質を保ったまま定着し、一生涯、生え変わり続けます。

    施術の副作用(リスク):施術に伴い、痛み、赤み・熱感、初期脱毛、切れ毛・抜け毛、つっぱり感、感覚の鈍さ、施術範囲のざ瘡の悪化、コメド、毛嚢炎、膨隆、色素沈着、点状出血、内出血、腫脹、灼熱感、瘢痕が生じることがあります。

    施術の価格:576円~2,375,000円

    症例③:頭頂部(Oライン)の地肌の透け感を改善するケース

  • このようなお悩みの方に
  • 「つむじ周りの地肌が透けて見えるようになってきた」
    「頭頂部のボリュームがなくなり、セットが決まらない」

  • 必要グラフト数の目安
  • 約500〜2000グラフト

  • 症例写真で見るビフォーアフター
  • 50代男性:自毛植毛480グラフト

    施術名:自毛植毛
    施術の説明:薄毛になりにくい後頭部・側頭部の毛根を採取し、前頭部や頭頂部の薄くなった部分に移植する手術です。移植した毛髪は薄毛になりにくい性質を保ったまま定着し、一生涯、生え変わり続けます。

    施術の副作用(リスク):施術に伴い、痛み、赤み・熱感、初期脱毛、切れ毛・抜け毛、つっぱり感、感覚の鈍さ、施術範囲のざ瘡の悪化、コメド、毛嚢炎、膨隆、色素沈着、点状出血、内出血、腫脹、灼熱感、瘢痕が生じることがあります。

    施術の価格:576円~2,375,000円

    自分に適したグラフト数を正確に知るには?

    ここまで部位別の症例をご紹介しましたが、これらはあくまで一般的な目安です。

    グラフト数は、あなたの現在の薄毛の進行度、髪の太さや質、頭皮の状態、そして何よりも「あなたがどのような仕上がりを理想とするか」によって、一人ひとり全く異なります

    Webサイトの情報だけで「自分は〇〇グラフトあれば大丈夫」と自己判断するのではなく、まずは専門のクリニックで医師の診察を受けることが非常に重要です。


    当院のカウンセリングでは、専門の医師が薄毛の状態を丁寧に診断し、デザインシミュレーションを交えながら、グラフト数と治療プランをご提案します。費用の詳細なお見積もりもご案内しますので、植毛をご検討中の方はぜひ一度ご相談ください。
     

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