自毛植毛の長所と短所：手術前に知っておきたいポイント

薄毛に関してこんなお悩み抱えていませんか？悩みの内容は人それぞれです。
悩みを一人で抱え込まず医師に気軽に相談してみて下さい。あなたの悩みを少しでも軽減できるようしっかり診察を行います。

自毛植毛には多くのメリットがありますが、ここでは代表的な４つを解説していきます。

自毛植毛の主なメリットは以下の４つです。
・自然な仕上がり
自分の髪の毛を使用するため、他人の髪を使う人工毛よりも自然な仕上がりになります。
色や質感、成長パターンも自分の髪と一致するため、違和感が少ないです。
・一度の手術で半永久的な効果
自毛植毛では後頭部や側頭部など、髪の毛が薄くなりにくい部位（ドナーエリア）から毛髪を採取して移植します。
この部分の髪は、遺伝的に薄毛になりにくい特徴を持っており通常は抜けにくいです。
したがって、移植された毛髪も元々の特性を引き継いで半永久的に生え続けます。
・定期的なメンテナンスがいらない
移植した髪は自分の髪の毛の特性を持ち、通常の髪の毛と同じように生え続けます。
そのため、繰り返しの治療が不要で、長期的に安定した効果が得られます。
・他の治療に比べて副作用が少ない
自毛を使うため薬物や化学物質に起因する副作用が少なく、安全性が高いとされています。

多くの方は以上の理由で自毛植毛を検討されています。

続いて主なデメリット４つをご紹介いたします。
・手術費用が高額になることも
手術自体が高額なため、経済的な負担が大きいことがデメリットです。保険適用外であるため全額自己負担となります。
・手術後のダウンタイムが必要になる
手術後はダウンタイムが必要で、傷口が治癒するまで数週間かかることがあります。
また、髪の毛が完全に生え揃うまでには数ヶ月を要します。
・手術のリスクや合併症
手術には一定のリスクが伴います。感染症や腫れ、出血などが起こることもあります。
また、ドナー部分（髪を採取する部分）の傷が残る場合もあります。
・後頭部の毛を刈り上げる必要がある
自毛植毛はAGAの影響を受けていない髪の毛を移植するために後頭部の健康な毛髪を
「ドナーエリア」として使用します。刈り上げる際、髪の毛を1mm以下に刈り上げる必要があります。

自毛植毛は、施術例が多く、また生着率も高い治療法です。一度生着すれば、長期にわたって髪の毛を生やすことができます。
ただし、手術を伴うため副作用があること、施術ができない方もいるという点も理解しておきましょう。
また、自毛植毛は自由診療で全額自費となるため、高額な医療費がかかることも特徴です。

自毛植毛は、成功すれば非常に満足度が高い治療法ですが、慎重な検討が必要です。個々の状況に応じた適切な選択が重要です。
少しでもお悩みがある方は医師にご相談ください！
薄毛治療をきっかけにより良い形で日々の生活を送れるよう誠心誠意お応えいたします。