デュタステリドは、男性によくみられる脱毛症(AGA)に効果のある治療薬です。
「デュタステリド」は、AGAの原因の一つである
「DHT(ジヒドロテストステロン)」という男性ホルモンの産生を阻害し、
ヘアサイクルを正常に近づけ、発毛を促してくれます。
デュタステリドは男性型脱毛症の改善の効果があり、脱毛・抜け毛の進行を抑える効果と発毛効果といった両方の効果を持ち合わせていることが特徴です。
アメリカFDA(医薬品局)から効果を認められており、AGAに有効な成分として、日本でも厚生労働省により認可されています。
現在では世界85ヵ国(2016年6月時点)で使用され、効果・安全性ともに認められているAGA治療薬です。
脱毛・抜け毛を止める効果
発毛効果
デュタステリドは男性型脱毛症の
改善の効果があり、
脱毛・抜け毛の進行を抑える効果と発毛効果といった両方の効果を
持ち合わせていることが特徴です
AGAをはじめとする脱毛の原因は、男性ホルモンが深く関係しているといわれています。
この男性ホルモンを抑制し、毛が生え変わるヘアサイクルを正常に戻すことで脱毛症を改善すると同時に発毛を促し脱毛部位(頭頂部および前頭部)において、治療前と比べて太く長い毛の本数を増やします。
デュタステリド | フィナステリド | ミノキシジル | |
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効果・効能 | 脱毛・抜け毛を止める(AGA進行遅延) + 髪の毛を生やす(AGA改善) | 脱毛・抜け毛を止める (AGA進行遅延) | 髪の毛を生やす (AGA改善) |
価格 (約1ヶ月分) | 5α-リダクターゼ Ⅰ型とⅡ型を抑制 | 5α-リダクターゼ Ⅱ型を抑制 | ・発毛因子の産生を促進 ・脱毛を抑制 |
フィナステリドの1.6倍の発毛効果 | |||
目安価格 (約1ヶ月) | 5,300円~ | 1,800円~ | 8,140円 |
※価格は薬の種類によって異なります
DHTは、男性ホルモンの1種である「テストステロン」と、頭皮に存在する「5αリダクターゼ」という酵素が結合すると産生され、毛乳頭細胞を攻撃します。その結果、ヘアサイクルが乱れ、弱毛が生まれてしまいます。
DHTを生み出す5αリダクターゼには、Ⅰ型とⅡ型が存在します。
デュタステリドはどちらにも作用し、DHTの産生を強力に抑制することでAGAの進行を遅延させます。
さらに発毛効果もあるため、脱毛部位(頭頂部および前頭部)において、治療前と比べて太く長い毛の本数を増やします。
頭頂部の毛髪数、毛髪の太さ、硬毛数などの発毛効果において、デュタステリドがフィナステリドよりも約1.6倍上回るとされています。
取り扱い院はこちら
内服薬
デュタステリド錠
1ヶ月
6,500円(税込)
NEW
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外用薬
塗るデュタス(HRアクアDスプレー)
初回限定
1ヶ月
5,980円(税込)
2回目以降
1ヶ月
6,500円(税込)
3回目以降の料金を見る
3ヶ月
18,960円(税込)
6ヶ月
35,880円(税込)
飲むデュタステリド (内服薬) | デュタステリドが (外用薬) | |
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効果・効能 | 脱毛・抜け毛を止める(AGA進行遅延) + 髪の毛を生やす(AGA改善) | |
価格 (約1ヶ月分) | 5,300~6,500円 ※製薬会社によって異なります。 | 初回:5,980円 2回目以降:6,500円 |
内容量 | 1箱30錠 | 1本60ml |
成分量 | デュタステリド:0.5mg | デュタステリド:1mg ミノキシジル:65mg |
副作用 | 一時的な初期脱毛・リビドー減退・ 肝機能障害・発赤・かゆみ・発疹 | 発赤・かゆみ・発疹 |
使用方法 | 1日1錠(0.5mg) 食前・食後などは関係なく好きなタイミングで服用可能です。 | 1日2回 (1回1ml=5~6プッシュ)朝・晩、 薄毛の気になる部分にスプレーで塗布します。塗布後、頭皮マッサージをすると効果的です。 |
デュタステリドの内服は日本皮膚科学会が定める
「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」においてAランクで 最も推奨度が高い治療法です。
※日本皮膚科学会ガイドライン:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版
ドクター
カウンセリング(30〜50分程度)
無料
初診・再診料(頭皮チェックの際、
マイクロスコープ使用)
無料
血液検査
3,870円
※ 診察日より6ヶ月以内の血液検査結果をご持参いただいた場合は採血の必要が御座いません
消化器症状 | 発症頻度としては1%未満ですが、腹部違和感や腹痛、下痢などの症状が出現する可能性があります。 服用開始直後に多い症状で、飲み続けることで落ち着く場合があります。 |
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肝機能障害 | デュタステリドは主に肝臓で代謝されるため、肝臓に負担がかかり肝機能が低下することがあります。肝機能障害が起こると、倦怠感が強くなったり、体が黄色くなる「黄疸」という症状が見られます。 |
消性 機能障害 | 射精障害や性欲減退、勃起不全(ED)といった性機能障害があります。これは、デュタステリドが男性ホルモン(DHT)の産生を抑制する薬であることが要因です。また、非常にまれですが、胸が女性のように膨らむ「女性化乳房」という症状も報告されています。 |
その他の 注意点 | 発症頻度としては1%未満ですが、気分の落ち込み、やる気が出ないなどの抑うつ症状が出現することがあります。 |
デュタステリドは、服用開始から1~2ヶ月ほどで効果が現れる方もいますが、通常3~6ヶ月程服用を続けていただく必要がございます。
発毛の効果を実感しても、服用をやめてしまうと、髪の毛の状態が服用前に戻ってしまいます。医師の指示のもと、正しい治療を継続することで効果が得られます。
また、生活習慣の乱れや偏った食事、過度なダイエット、煙喫習慣、睡眠・運動不足、過度なストレスなどもAGAの発症・進行の要因となります。そのため、普段の生活を見直すことで、さらに発毛効果を促すことが可能です。
デュタステリドの服用中は、血液を女性や子どもに輸血する可能性があるため、献血をすることができません。
また、デュタステリドの成分が完全に血中からなくなるまでは献血できないため、服用をやめてからも最低6ヵ月は期間をあける必要があります。
デュタステリドには、併用して飲んではいけない「併用禁忌薬」はありません。
しかし、「併用注意薬」はあるため、現在服用されている薬がある場合は、必ず医師に伝えましょう。
20代以降の男性に発症しやすい脱毛症のことを、
AGA(Androgenetic Alopecia)と呼びます。
額の生え際や頭の上の毛が薄くなる進行形の男性型脱毛症です。
主な原因として考えられるのは、DHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンです。
このDHTが過剰に分泌されると、髪を作る細胞の働きを妨げてしまうといわれています。
その他、遺伝的な要因も考えられます。
AGAは進行形の脱毛症です。
放っておくとさらに悪化してしまうので、医師の判断のもと早めに適切な治療をおこないましょう。
男性ホルモンの影響で
成長中の髪の毛が育つヘアサイクルが
乱れてしまうことが原因
正常なヘアサイクル
AGAのヘアサイクル
毛髪は1本1本寿命があり、ある一定のサイクル(毛周期)にしたがって、成長しては抜け落ち、同じ毛根からまた新しい髪が生えてくるというサイクルを繰り返します。正常な毛髪のサイクルが保たれていれば、薄毛になることもありませんが、実はこのサイクルを乱す物質が存在します。それは、「DHT(ジヒドロテストステロン)」と呼ばれる男性ホルモンです。
DHTは、男性ホルモンの「テストステロン」が「5αリダクターゼ」という酵素の働きによって変化したもので、このDHTが毛乳頭細胞に存在する男性ホルモン受容体(レセプター)と結びつくと、髪の毛の正常なサイクルを狂わせてしまいます。アルファーリダクターゼにはタイプⅠとタイプⅡの二種類が存在し、それぞれⅠ型DHTとⅡ型DHTを生成します。
AGAが出現する前頭部と頭頂部にはタイプⅡの5αリダクターゼが主に存在し、AGAが出現しにくい後頭部と側頭部にはタイプⅠが多く存在してるのです。
通常、生えた髪の毛は2年~6年は維持されるはずなのですが、DHTタイプⅡが標的器官である前頭部と頭頂部の髪の毛の毛乳頭細胞にある男性ホルモンレセプターに接続すると脱毛に関するタンパクを生成し、一気に毛髪の寿命を縮め、数ヶ月から1年で成長が止まってしまいます。
そのタンパク質の代表的なものがTGF-β1と考えられています。TGF-β1は細胞の働きを調節する内因性生理活性蛋白質でサイトカインの一種です。TGF-β1が毛包細胞に存在するTGF-β1レセプターに結合すると毛包細胞の細胞自然死(アポトーシス)が起こり、毛周期が退行期へ誘導されてしまうのです。
頭頂部
額の生え際
前頭部
AGAには7段階の進行度があります。ハミルトン・ノーウッド分類と言い、アメリカのハミルトン医師が作った7段階の分類です。この分類表を使って、現在のAGAがどのくらい進行しているのを確認し、その症状を把握したうえで症状に合ったベストな治療法を選択していくことができます。
AGAとはAndrogeneticAlopesiaの略称で訳すと、男性型脱毛症といいます。 その原因は男性ホルモン(Androgen)遺伝(Gene)が関係する薄毛(Alopesia)である事から、それぞれの頭文字をとってAGAと呼ばれています。
日本では1200万人、およそ成人男性の3人に1人が対象といわれています。AGAの特長として、前頭部や後頭部の髪がどちらか一方、または双方から症状がはじまります。 一般的にAGAは30〜50代の中年男性に多く見られますが、最近では若年化が進み20代でのAGAも増えてきております。男性の薄毛の80〜90%以上はAGAです。 決して人ごとではありません。進行性の脱毛症という特性から何も治療をせずに放っていると、髪の毛の数は減り続け、抜け毛・薄毛が除々に目立つようになります。湘南美容クリニックは、このAGAに対し、薬・毛髪再生メソセラピー・植毛という3つの施術から患者様に最も適した施術を ご提案することができる、国内唯一の髪の総合クリニックです。
以前は薄毛は治りませんでした。しかし、経口AGA治療薬の登場により、薄毛は確実に治療できる時代になりました。また薄毛の進行具合によっては、経口AGA治療薬だけでは治療が困難な症例があることも分かってきました。薄毛の医学的治療には大きく分けて3種類あります。
どの治療も有効ではありますが、それぞれ単独では完璧ではありません。 軽度な症状に対してはまずAGA治療薬が優先されますが、適切なマッサージなども重要です。 進行した薄毛には自毛植毛が必要な場合もありますが、自毛植毛をしても薬によるAGA治療は欠かせません。 つまり薄毛の状態に応じて3種類の治療の組み合わせを一人ひとりに適した治療の選択が重要なのです。 治療の結果が出た後は、様子を見ながらAGA治療薬の量を減らしたり、治療の頻度を減らしたり、患者様ご自身の意思で決めて頂けますので、 金額的な負担を少なくしていく事が可能です。AGA治療には、永続した薬の服用が必要になりますが、AGA薄毛治療の総合クリニックだからこそ、 様々な選択肢がありご自身で選択できるのです。
湘南美容クリニックでは、患者様の確かな実績と満足を第一優先に考え施術を行います。 そのため、無料カウンセリングやメール相談にも力をいれており、患者様のご満足に一歩でも近づくために日々努めております。 豊富な治療実績と治療内容、それにAGA治療に特化した医師が在籍し、専門的な視点から患者様へ適切なアドバイスを致します。AGA治療は簡単ではありません。ですが、いえだからこそ各種の優れた治療を組み合わせ一人ひとりの症状にあった最適な治療を選択する必要があるのです。 ところが世の中には、AGA治療薬を処方するだけのクリニックや毛髪再生メソセラピー専門クリニック、 自毛植毛専門クリニックなど単一の治療しか行っていないクリニックが多いのですが、3つの治療を全て行っているクリニックは殆どありません。どこのクリニックで治療を受けても同じだなんて言わせない、が湘南美容クリニックのモットーです。